いびきの治療と原因

もっと早く睡眠時無呼吸症候群を治療しておけば、心筋梗塞・脳梗塞にはならなかった、あるいはなるのをもっと遅らせたでしょう。

いびきが問題にされるわけ
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うるさい「いびき」は、周りの人にとっては騒音です。

しかし、それだけでなくいびきをかいている本人にとっても、健康上の悪影響があることが分かってきました。

特に今、「睡眠時無呼吸症候群」が注目されています。

居眠り運転による交通事故や突然死にもつながりかねない病気です。

いびきが問題にされるわけ

たかがいびき、されどいびき

たかがいびき、されどいびき

夫や妻のいびきに悩まされている人は少なくないと思われます。

寝る時だけ家庭内別居とか、ひどい場合は、家の外や隣近所まで聞こえるせいで離婚にまで至る話もあるそうです。

家族がいびきをかかなくても、旅行で同室になった人のいびきで眠れなかったという経験や、そういう話を聞いたことのある人も多いでしょう。 (さらに…)

いびき人口は2000万人!?

いびき人口は2000万人!?

中高年の日本人男性の約6割、約2000万人はいびきをかいているといわれています。

もちろん、健康な人もいびきをかきます。

寝入りばなには誰でも多少のいびきをかきますし、お酒を飲んだ時、鼻が詰まっている時もかきやすいです。

これらのいびきはあまり問題ではありません。 (さらに…)

睡眠にも「良い眠り」「悪い眠り」がある

睡眠にも「良い眠り」「悪い眠り」がある

いびきが眠りの質を下げている

いびきをかいている時の睡眠は非常に浅いもので、熟睡できていません。

夜眠っているはずなのに、昼間眠くて仕方ない、体がだるい、集中力が続かない、イライラする――身に覚えがある人は、実はいびきが原因かもしれません。 (さらに…)

いびきが病気といわれる怖い理由

いびきが病気といわれる怖い理由

「騒音」から「病気」へ

健康面からいびきの問題が取り上げられるようになったのは、30年くらい前からです。

1976年、アメリカのギルミノー博士が眠っている間の無呼吸と、それに伴う大いびきで睡眠障害をきたしている人に「睡眠時無呼吸症候群」(SAS)と定義付けました。

単なる「騒音」から、れっきとした(?)「病名」に昇格したのです。

それ以前にも欧米では、「ピックウィック症候群」という病気が知られていました。

ピックウィックとはイギリスの作家ディケンスにちなんでつけられた名前です。

登場人物のジョーがとても太っていて、昼間は居眠りばかりしていることに由来します。

過度の肥満、日中の強い眠気、睡眠中の異常な呼吸、心不全などの症状が特徴で、当初は心臓の病気と考えられていました。

ところが、睡眠中に繰り返される無呼吸によるものということが分かり、睡眠中の呼吸障害と健康の問題との関連がにわかに注目されるようになりました。

その後の研究で、睡眠時無呼吸症候群は患者の平均寿命が短いことや、交通事故、失業、離婚にまで影響を及ぼしていることが分かり、注目を集めるようになったのです。 (さらに…)