いびきの治療と原因

もっと早く睡眠時無呼吸症候群を治療しておけば、心筋梗塞・脳梗塞にはならなかった、あるいはなるのをもっと遅らせたでしょう。

チェーンストークス呼吸

チェーンストークス呼吸

チェーンストークス呼吸

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最近、呼吸器の専門家で注目されているのが、中枢型睡眠時無呼吸を伴うチェーンストークス呼吸(CSR-CSA)です。

呼吸に周期的な波があるのが特徴で、ごく浅い呼吸から次第に深くて激しい呼吸になり、また次第に弱くなり中枢型の無呼吸を挟んで、再び呼吸し始めるというサイクルを繰り返します。

元々慢性心不全などがある患者さんは肺うっ血が起こりやすく、酸素を取り込もうと過剰に換気を行ってしまいます。

その結果、酸素の割合が高くなり、炭酸ガス分圧の低下が起こります。

すると、脳の中枢の指示で呼吸を停止してしまうため、中枢型無呼吸が起こります。

その結果、炭酸ガス分圧が再び上昇(酸素不足)して、また過剰な換気を行う――こうした一連のサイクルが心臓などに負担をかけるため、慢性心不全などがますます悪化し、チェーンストークス呼吸を伴う中枢型睡眠時無呼吸症候群も重症化する悪循環となるのです。

また、閉塞型睡眠時無呼吸症候群の患者さんが慢性心不全を合併するケースもあります。

睡眠時の無呼吸と心臓などの循環器の病気が悪影響し合い、寿命を縮めている可能性が高く、そうした観点からも注目されています。

チェーンストークス呼吸を伴う中枢型睡眠時無呼吸症候群の診断基準

1.慢性心不全あるいは脳神経疾患が基礎病態としてある2.睡眠検査にて、徐々に換気が増加、その後現象というパターンの呼吸の間、中枢型の無呼吸が1時間に5回以上認められる。またはこのような周期的呼吸変動が最低10分は持続する

*米国睡眠学会の診断基準を引用


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