いびきの治療と原因

もっと早く睡眠時無呼吸症候群を治療しておけば、心筋梗塞・脳梗塞にはならなかった、あるいはなるのをもっと遅らせたでしょう。

マウスピース(スリープ・スプリント)

マウスピース(スリープ・スプリント)

マウスピース(スリープ・スプリント)

このエントリーをはてなブックマークに追加

軽症~中等症の睡眠時無呼吸症候群では、マウスピースも高い効果を上げています。

マウスピースとは、歯科口腔外科で作る口腔内装具(PMA)で、スリープ・スプリントとも呼ばれます。

マウスピースというとボクサーが使用するようなものを想像しがちですが、治療器具としてのマウスピースは睡眠中のあごの位置を固定する装具です。

このマウスピースをつけると、下あごが数ミリ前方に突き出るような形になります。

こうすることで睡眠中に筋肉が弛緩しても、咽頭部が広がって呼吸の通りが良くなるのです。

患者さん1人1人の歯形に合わせて作る必要があるので、経験のある歯科口腔外科(歯科)にかかる必要がありますが、他の治療法に比べても大変手軽です。

携帯もできるので、旅行や出張にも使えます。

ただし、その性質上、あごの関節に多少負担がかかります。

重症の睡眠時無呼吸症候群では、下あごを前に出すほど、よりよい効果が得られますが、その分だけ顎関節の負担は増えることになります。

鼻づまりがひどい人や顎関節に障害がある人、歯の数が上下で20本以下、18歳以下、扁桃肥大が著しい人などはマウスピースが使いづらいのが実情です。

また、装具が気になって眠れないという神経質な人にも向いていないでしょう。

マウスピースも健康保険が適用されます。内科で睡眠時無呼吸症候群と診断され、歯科を紹介された患者さんであれば保険がきくので、自己負担はおよそ1~2万円程度です。


« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です