いびきの治療と原因

もっと早く睡眠時無呼吸症候群を治療しておけば、心筋梗塞・脳梗塞にはならなかった、あるいはなるのをもっと遅らせたでしょう。

中枢型睡眠時無呼吸症候群の定義

中枢型睡眠時無呼吸症候群の定義

中枢型睡眠時無呼吸症候群の定義

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中枢型無呼吸は、呼吸をコントロールしている脳の中枢に異常がある場合や、そこからの指令が呼吸筋(横隔膜や上気道の筋肉など)に伝わらない場合に起こります。

健康な人でも寝入りに軽い中枢型無呼吸となることがありますが、中枢型睡眠時無呼吸症候群の場合、睡眠中を通して中枢型無呼吸がかなりの頻度で見られます。

また、無呼吸はあってもいびきがないケースもあり、元々慢性心不全などがあって起こる場合が多く、高齢の患者さんが多いのも特徴です。

中枢型睡眠時無呼吸症候群の診断基準
1.睡眠検査にて中枢型無呼吸が1時間に5回以上認められる2.昼間に眠くなる、または夜間頻回に覚醒する3.覚醒時の炭酸ガス分圧は正常である(覚醒時の呼吸は弱くなっていない)

3の「炭酸ガス分圧」は聞き慣れない言葉ですが、炭酸ガスは二酸化炭素のこと、分圧とは動脈中に占める圧力の割合のことです。

無呼吸によって十分換気できないと、動脈中の二酸化炭素の割合が増え、酸素の割合が減ってしまいますから、この炭酸ガス分圧が診断や治療の目安になります。

わざわざ「覚醒時の炭酸ガス分圧が正常である」と明記しているのは、日中も炭酸ガス分圧の高い「肥満低換気症候群」という病気との混同を避けるためです。


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