いびきの治療と原因

もっと早く睡眠時無呼吸症候群を治療しておけば、心筋梗塞・脳梗塞にはならなかった、あるいはなるのをもっと遅らせたでしょう。

治療が必要でない場合

治療が必要でない場合

治療が必要でない場合

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検査や診断の結果、「積極的に治療を行う必要はない」となるのが「いびき症」です。

睡眠中にいびきはかいているが無呼吸はひどくなく、日中の眠気などもほとんどないケースです。

この場合はもう少し様子を見ても構わないことが多いですが、例外もあります。

1つは高血圧症などの合併症がある場合。

高血圧症の多くは原因のはっきり分かっていない本態性高血圧症ですが、睡眠中の無呼吸が本態性高血圧症の一因らしいと分かってきました。

ですから、いびきをかく人でも血圧の高い人の場合には、積極的にいびき治療を行うことをおすすめします。

そのほかにもいびきに関連した合併症がある場合は、合併症の悪化を防ぐためにも治療が勧められます。

もう1つは、いびきが患者さんのQOL(日常生活や人生の質)を妨げている場合です。

たとえば周囲の人からいびきがうるさいと言われるので、気になってよく眠れない、旅行に行けない、あるいは結婚できないなど、いびきのために生活に支障がある場合は、医学的に治療の必要はなくても治療対象と考えていいと思います。

*眠気がないって本当?:

単なるいびき症と思っていても、睡眠時の無呼吸がみられるケースがあります。

睡眠時無呼吸症候群は日中の傾眠などの自覚症状があることが条件なので、たとえ睡眠中に無呼吸がみられても、昼間強い眠気を感じたり居眠りしてしまったりすることがなければ、睡眠時無呼吸症候群とは診断されません。

つまり睡眠呼吸障害ではあるけれど「いびき症」と診断され、治療対象とはならないのです。

しかし、昼間の眠気は自分で思っているのと他人からみた時の判断が異なる場合があります。

自分では眠くないと主張しても、他人から見ると居眠りばかりしているようならば治療が必要かもしれません。


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