いびきの治療と原因

もっと早く睡眠時無呼吸症候群を治療しておけば、心筋梗塞・脳梗塞にはならなかった、あるいはなるのをもっと遅らせたでしょう。

耳鼻科的な処置

耳鼻科的な処置

耳鼻科的な処置

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耳鼻科的な処置が睡眠時無呼吸症候群の治療に有効な場合もあります。

いびきの主な原因が上気道の軟部組織(軟口蓋、扁桃、舌など)にある場合です。

最も代表的なのは、咽頭形成術(UPPP)です。

具体的には、口蓋垂(のどちんこ)が長すぎる場合は短く、扁桃が肥大している場合は切除し、咽頭側壁の膜(口蓋弓)の余分な部分を切除したり縫い合わせたりして咽頭腔を広げます。

この手術による無呼吸の改善率は、約50%で決して高いとは言えません。

また、一度は治ったいびきが再開するケースもあります。

しかし、上気道のどこが塞がっているのか、手術前に正確に診断すれば成功率が高くなることが期待されます。

耳鼻科的な処置は上気道周囲の余分な組織を取り除き、空気の流れを良くする(上気道にかかる抵抗を減らす)のが目的です。

組織を切除することにより上気道が広がりやすくなる場合は、治療成功と考えられます。

実際、上気道と呼ばれるところは、様々な場所が閉塞します。

最も閉塞しやすいのは(1)肥大した軟口蓋または扁桃組織の部位、(2)舌根部、(3)その両方ですが、UPPPが有効なのは(1)のタイプで、(2)のタイプに対しては効果がないのです。

UPPPは全身麻酔や入院が必要になります。

健康保険も適用されます。

なお、(2)のタイプには舌扁桃切除術などが有効です。

また、近年レーザー治療で日帰り手術を行う医療機関も増えています。

いびきや軽症の睡眠時無呼吸症候群に向いていますが、事前の検査・診察で閉塞部位を特定しておくことが大切です。

また、耳鼻科の処置では鼻の手術が有効な場合もあります。

たとえば鼻中隔湾曲症で鼻が詰まっていると、それが原因で無呼吸になることがありますが、鼻中隔矯正術などを受けると、無呼吸が改善されるほか、CPAPも快適に使えるようになります。


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