子どものいびきは警告音
子どものいびきは、ある意味大人より深刻です。
そもそも健康な子どもはいびきをかかないもの。
ですから、お子さんがいびきをかいていたら「息が苦しい」「酸素が足りない」という警告なのです。
原因
子どものいびきは大抵、扁桃とアデノイドの肥大が原因です。
扁桃もアデノイドもリンパ組織の1つで、体を病原体から守っています。
3~6歳くらいの子どもの場合、これらが大きいのはごく自然なことですが、大きくなりすぎて上気道を塞ぐようになると問題です。
子どもは元々上気道が狭いので呼吸が苦しくなり、睡眠中はいびきや無呼吸がみられるようになります。
また、もう少し年齢が高くなると、アレルギー性鼻炎による鼻づまりや小児肥満が原因に加わるケースもあります。 (さらに…)