見える化経営

これを見た方には『百見は一行にしかす』の精神でぜひ実行に移していただきたいと思います。可視化経営で先の見えない時代を乗り切りましょう。

マネジメントを徹底させるために人事評価の精度を上げる

マネジメントを徹底させるために人事評価の精度を上げる

マネジメントを徹底させるために人事評価の精度を上げる

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人事評価の基準をオープンに

人は弱いもので、どうしても安易な、楽な、慣れたやり方に流れていきます。

新しいこと、面倒なこと、不慣れなことをやろうとすると、あれこれ理由をつけたりして逃げよとするものです。

可視化経営を進めようとすると、「見せられないものがある」「今までのやり方で問題ない」「そんな理屈通りにはいかない」といった反論が必ず上がってきます。

何しろ、何もしないでいるのが1番楽ですから、何かやろうとすれば文句を言う人間が必ず出てきます。

また、頭では必要だと理解していても、いざ「行動しろ」と言われると、「忙しくて」「失念してしまった」など、色々な言い訳やごまかしが出てきます。

マネジメントを徹底する、物事を徹底する組織風土や企業文化を作ろうとすると、どうしても触れておかなければならないのが、人の評価です。

正しい評価がなければただし風土は作れません。

そしてその評価も、本人と上司だけが知っているのではなく、「何が評価され、何が評価されないのか」「どういう仕事をすることが認められることに繋がるのか」などが全社的に可視化されなければなりません。

かといって、部下が上司を評価する“360度評価”や、全社員の人事考課の結果を公表するようなことまでは必要ないでしょう。

評価をフルオープンすることができる会社は限られますし、多くの場合、上手く機能するとも思えません。

日報における上司のコメントを最大限に活かす

ではどうするかというと、可視化経営の神経網であるIT日報への上司のコメントを利用します。

何がどう評価され、どういう時に叱責され、何をすれば誉められるのかが、コメントから分かってきます。

それが直接、給与や賞与に反映されるわけではありませんが、金銭的な報酬だけが報酬ではありません。

人は、人との関係の中で生活し仕事をしていますから、他人からの評価や、他人がどう評価されているのかは非常に気になるものです。

IT日報で、アクションプランを確実に実行している人は経営者や管理者から誉められることになります。

先行指標や結果指標が動く前の段階です。

逆に、アクションプランをなかなか実行しない人にはマイナスの評価コメントが入ります。

ここで大切なのは、きちんとやっている人はきちんと評価され、やるべきことをやっていない人はきちんとマイナス評価されていることが、周知徹底されていることです。

良い企業風土や文化がなかなか醸成されない会社は、1つの共通点があります。

それは、がんばって仕事をしている人が馬鹿を見ることが多く、そうしたことが放置されていることです。

やると決めたことはきちんとやろうと考える人はどこにもいます。

しかし、やるべきことをやらない人も必ずいるものです。

そこで1番不満に思うのは、やるべきことをやっていない人間が注意されることもなく、マイナス評価されることもなく平気な顔をしていることです。

これでは、きちんとやっており人はばかばかしくなってしまいます。

「こっちは忙しくても何とかやっているのに、なんであいつはやらなくて許されるんだ」というわけです。

これはちょっとしたこと、細々とした業務で大切になります。

地味で目立たないけれど、やるべきことをきちんとやっている人はきちんと評価され、目立つ部分ではがんばっていても見えないところでは手を抜いている人は、きちんとマイナスの評価が与えられるということを示すことが大切です。

そしてもちろん、給与や賞与などに跳ね返る、通常の人事評価においても日報で日頃の仕事ぶりが明らかになっていますから、人事評価の精度も上がっています。

ここでも目立つ部分だけでなく、地味でも確実にやっておかなければならないことができているかを評価するわけです。

これはオープンでやる必要はありませんが、評価結果は本人にフィードバックしなければなりません。

その時に必要なのが日報です。評価の元データがITで残っていますから、それを見せて本人に納得させなければなりません。

目先の業績や成果は上げていて細々としたことは不徹底という人にはこれが欠かせません。

成績さえ良ければ、やるべきことをやらなくてもよいでは、正しい組織風土ができるわけがありません。

凡事不徹底を許していると、いざ時代の転換に合わせて新しいことに挑戦しよう、やるべきことを徹底しようとしても実行がおぼつかず、苦労することになります。

マネジメントの可視化は、仮説→検証スパイラルを高速回転させると共に、やるべきことをきちんとやる人を正当に評価するものであるのです。


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