PDCAの極意

典型的なマネジメント手法をなぜか実践できない人が多いのです。ここでは、その実践できない理由を解説します。

ものごと、「諦めなければ成功します」。なのに、なぜ続かないのか?

ものごと、「諦めなければ成功します」。なのに、なぜ続かないのか?

ものごと、「諦めなければ成功します」。なのに、なぜ続かないのか?

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成果が見えないことには挑戦しないのです。

経営の神様、松下幸之助氏の言葉に「諦めなければ成功する」というものがあります。

人は、成果が見えないとすぐにあきらめる傾向が見られます。

全く新しいことを行なうことは、今までやっていなかったことやるわけですから、その取り組みが成果を出せるのかどうか全く不透明です。

ビジネスの世界では、何かをする時は、成果が出て当たり前、という傾向があります。

ですから成果が見えないと、すぐあきらめてしまうのです。

例えば、広く知られている「5S」の実践

もともとは工場で実践すべき取り組むこととして認知されたものです。

「5S」とは、整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字である「S」を取って名付けられたもので、仕事の基本である5つの要素を徹底して実践することです。

「5S」を完全に徹底している企業は成功していることが多いのです。

これらの企業は、工場に限らずオフィス、店舗、見えるところも見えないところも「5S」が行き届いています。

ところが、最近は、ほとんどの企業で定着していないというのが実態です。

さすがに見られないほど汚いといったことはありませんが。なかには、「5S」のスローガンを掲げた看板が汚れていたり傾いていたりと、とても徹底されているとは思われないのが実情です。

●信じて諦めなかった時に、突然としてその成果は出てくるのです。

特別なスキルが必要でもないのに、「5S」はなぜ定着しなかったのでしょう。

それは、成果が出るまでの道のりが長いからです。

短くて半年、長くて1年ぐらいは掛かるのです。

整理・整頓・掃除などなどを地道にずっとやり続けるのです。

とても地味な作業なので、実行している皆さんは、なかなかその効果や成果を感じることができないのです。

「むしろこんなことをするより、仕事をした方が効率良いだろう」と思う人も出てくるのです。

時間の経過とともに「やろう」という人もいなくなり、結局は元の木阿弥となってしまっているのです。

このように、「5S」に限らず、新しいことを定着させるには時間が掛かるものです。

なぜ、やれば良くなるのが分かっているのにかかわらず、多くの企業が諦めてしまうのかというと、成果が見えない期間が長いからです。

はじめは、最初から急に成果が出るとだれも思っていないとはいえ「掛けた時間と労力の分だけ、少しだけでも良いから成果を実感したい」というのが人間なのです。

しかし、成果というのは、比例グラフのようには出ません。

ですからたとえ、成果が実感できない期間が長くても、成果を信じて諦めなかった時に、突如としてその効果が出てくるものです。

諦めないことです。


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