PDCAの極意

典型的なマネジメント手法をなぜか実践できない人が多いのです。ここでは、その実践できない理由を解説します。

やるべき目標と目的を明確にすることです

やるべき目標と目的を明確にすることです

やるべき目標と目的を明確にすることです

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●目標と目的の違いは…

リーダーに課せられているのは、目標を達成することは言うまでもありません。

しかし、目標を達成することは、リーダーの「目的」ではないのです。

例えば、「チームの年間売上高1億円」という目標があり、それを達成しても目標が達成されるわけではありません。

リーダーの目標とは、自分が仕事を通じて目指したいことです。

それは、「自分の担当エリアを独占的に支配したい」「業界全体を活性化したい」など、自分が何のために仕事を頑張れるのかというモチベーションになるモノです。

この違いを明確にしていなければ、リーダー自身もメンバーもモチベーションを維持することが難しくなってしまいます。

●なぜ、なでしこジャパンや女子ホッケーチームは頑張れるのか…

サッカー女子日本代表のなでしこジャパンが2011年のワールドカップで優勝したことや、最近では、アイスホッケー女子日本代表が予選戦でトップになり、2014年ソチオリンピックに出場権を日本でトップに決めたことなど、日本の女子チ-ムの活躍が多くなっています。

彼女たちは日本代表と言いながらも、なでしこジャパンのほとんどの選手は他の仕事しながら、頑張っているのです。

特に、アイスホッケーの女子選手は全員パートなどしながらで、しかも、用具代は高額で、生活も練習などで一週間に3~4日の練習をしているので、手取収入も少なく、やりくりしているそうです。

以前は、国内リーグの試合など、ほとんど注目をされなかったそうです。

そんな彼女たちの目標は「日本の女子サッカーをメジャーにすること」で「自分たちは苦労してきたけれども、サッカーをやりたいと思う女の子が少しでも増えてほしいし、そのためには子どもたちが夢を持てるような環境をつくっていきたい」という思いが「女子サッカーをメジャーにする」という目的に込められているのです。

ワールドカップで世界一の目標を掲げて、また、ロンドンオリンピックアジア予選では、オリンピック出場権獲得を目標に掲げ、それぞれを達成することができたのです。

次の目標はロンドンでの金メダルであったが、惜しくも銀メダルとなってしまったのを覚えているでしょう。

一方、女子アイスホッケーの場合は、まず最初の目標であるソチオリンピック出場で、予選チーム内最強のデンマークを5対0と圧勝し、日本1号の出場権を決めたのです。

彼女たちの目的も、「女子アイスホッケーをメジャーなスポーツにすること」であり、「自分を成長させるために」また「生活の一部である」とほとんどの選手が語っています。

次の目標はオリンピックでメダルを取ることだそうです。

だからこそ一つの目標を達成したら、また次の目標が立てられ、その目標に向かって頑張り続けるわけです。

●目的とは、ゴールがないとも言えるものです?

目的と目標は性質が全く違うものです。

目標は、ゴールが明確です。

それは達成できたのか、あるいは達成できなかったのかで判断できます。

ところが目的は、あるべき姿はイメージできますが、目標ほど明確なゴールはないのです、ずっと求め続けるモノと言えるかもしれません。

なでしこジャパンの目的の一つ「女子サッカーをメジャーにすること」も、良く考えてみると明確なゴールなどなく、少しずつ近づいていくほどに、求めるレベルが上がっていくのではないでしょうか。

「目標を達成することが目的ではない!」。

これをリーダーの皆さんにはぜひとも理解してもらいたことなのです。


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