PDCAの極意

典型的なマネジメント手法をなぜか実践できない人が多いのです。ここでは、その実践できない理由を解説します。

チームのメンバーとのコミュニケーションが最も重要な要素の一つです

チームのメンバーとのコミュニケーションが最も重要な要素の一つです

チームのメンバーとのコミュニケーションが最も重要な要素の一つです

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●目的と目標が共有できているチームは強いのです。

組織をけん引するリーダーとして考えなければならないのが各メンバーの目的と目標をどのように共有するのかということです。

ここでは、目標の共有につて考えてみます。

売上・利益・コスト削減・商品開発・生産・採用・教育・顧客満足・システム導入・販売促進・PR・IRなどいろいろです。

会社や組織ごとにその内容の違いはありますが、必ず目標が掲げられています。

ところが多くの会社の現場では、「この目標は会社が決めたモノで、自分たちが決めたモノでないと」という話を聞きます。

さらに、「達成できそうですか」という問いかけには、「会社が勝手に決めた目標だから、なんとも言えないけれど、とりあえず頑張ります」といった答えならまだ良い方で、場合によっては、「こんな無茶な目標を達成できるはずがないのに、会社は何を考えているのでしょうか」と、最初からあきらめムードの声を多く耳にします。

そのような会社の経営層に話を聞くと、「まあ達成は難しいと思いますが、達成度合いは80%程度で御の字と考えているので、大丈夫でしょう」という話だったりします。

これは胸中に「どうせ目標達成を真剣に捉えていないのだから、高い目標でシリを叩きながら落としどころで収める」という腹づもりがあるのです。

このようなありさまでは、共有などという問題ではなく、お互いの不信感があるように見えます。

目標すら共有できないのであれば、目的といった概念すらないでしょうから、強い組織などなれないというのは言うまでもありません。

●ヒトは、説得や押し付けでは動かないのです。

リーダーがメンバーと目標を共有できている状況とは、コミュニケーションとそれに基づく合意ができていることを指します。

ヒトを動かすためには理解と納得が必要なのです。

目標の共有を理解につなげ、計画の策定を納得することでヒトは動くのです。

言い換えると、理解とは「なるほど、そうゆうことなのか」ということと、納得とは「それならできそうだと」いうことになります。

ですから、目標を共有するプロセスで徹底的なコミュニケーションが必要なのです。

それができないと合意には至らないのです。

ここで、勘違いをして欲しくない点は、「説得」でないということです。

メンバーが、「おっしゃりたいことは良くわかりました」とか「会社にとって必要な目標だということは理解しています」などと答えているのは、「説得に応じます」と言っているだけで、合意できているとは言えません。

ここで言っている「コミュニケーション」とは、会議などで一方的な通達ではなく、本音と本音で話し会い、時間が掛かっても理解してもらうことです。

このようなコミュニケーションを実行することによって、リーダーは「何のために、その目標を掲げて達成させなければならないのか」、つまり、「目的」が必要であることに気づくはずです。


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