PDCAの極意

典型的なマネジメント手法をなぜか実践できない人が多いのです。ここでは、その実践できない理由を解説します。

PDCAサイクルは改善で終わりではないのです

PDCAサイクルは改善で終わりではないのです

PDCAサイクルは改善で終わりではないのです

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●また新たな計画(P)が始まるのです。

ここまでくれば、十分に理解されていると思いますが、PDCAは、そのサイクルを回転し続けることこそが重要なのです。

ですから、それぞれのステップにおいて、そのサイクルを回転させることを阻害するような障害を克服する必要があります。

ここまでその説明をしてきたわけです。

つまり、改善は「終わり」ではありません。継続的に改善し続ける動きを「当たり前」のこととして続けることこそが、PDCAサイクルがうまく回転していることになるのです。

ビジネスでは「全く問題がない」などという状況は全くあり得ません。

たとえ目標を達成しているような事案であっても、必ず何らかの問題を抱えていますし、目標を達していない事案や企業は、多くの問題を抱えていることでしょう。

「全く問題がない」といったコメントが出てくるような場合は、そのコメントしている自体が、そもそも問題だと言っても良いくらいです。

●より良い未来をつくるには、ひたすら改善あるのみです。

例えば、飲食店のオーナーとして起業、独立したケースを考えてみてください。

当初は、固定客もいないのですから、とりあえず客の来てもらうこと「集客」が最大の課題です。

様々な手を尽くしして、一人でも多くの人に来店してもらおうと努力することが必要でしょう。

努力が実を結び、来店してくれた客に対しては、「本当にありがたい」という気持ちで、おもてなしするのではないでしょうか。

それによって、顧客満足度は高くなるはずです。

そのおもてなしによって満足した人は、リピーターになってくれたり別の客を紹介してくれたりしますから、徐々に、お得意様は増えていきます。

だんだん客数が増えてきて繁盛店になってくると、客席の回転率を上げた方がより利益が出ますから、今度は業務のスピードアップが最大の課題になります。

それは、開店当初のように、ゆっくりともてなすことは当然できなくなりますし、結果として客を機械的にさばかざるを得ません。

すると、開店当初のおもてなしを期待していた、客の足は遠のいていく可能性もあります。

当然、リピーターになってもらえる確率も低くなるでしょう。

その結果、客数が低下していくようであれば、再び「集客」が課題となりますし、そして、店のコンセプトを、もてなし重視にするのか、スピードを重視するのか、を決めて営業していくのが大切なのかを再考する必要があるといえます。

つまり、PDCAサイクルの流れで目標を達成したとしても、常に新しい課題に向き合いながら継続的にPDCAサイクルを回転させていくことで、持続な成長が可能になるのです。

ぜひとも、次のように理解してください。

改善の段階に来た時、すぐに実行に移せるような改善であれば、P→D→C→A→Dという流れになります。

その改善策を実行するために新たに検討しなければならない場合は、P→D→C→A→Pという流れが必要になります。

難しく考えることはありません。ビジネスでは、そもそも成果を出すことが求められているわけなので、そこに向かってやるべきことをシンプルに考えてください。

その手段としてPDCAマネジメントを活用してください。


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