PDCAの極意

典型的なマネジメント手法をなぜか実践できない人が多いのです。ここでは、その実践できない理由を解説します。

やらされている

「やらされている」意識を持たせることが失敗を招きます

「やらされている」意識を持たせることが失敗を招きます

PDCAサイクルの計画リーダー自身がつくることです。

前述で何度も、PDCAサイクルの最初のステップである「P(計画)」でつまずいていて、上からの目標値をそのまま掲げているだけで具体策もない状態では、当然、PDCAサイクルは回るはずがありません。

計画段階でつまずく大きな原因は、リーダー自身が「計画はつくらされるもの」「会社にやらされている」と思い込んでいることが挙げられます。

まるで他人事のまま進行させているため、自発的な行動を起こしません。

その結果、実行(D)したのちに評価(C)、改善(A)を行なうべき会議の場でも、この思い込みが問題を引き起こしています。

目標に対しての進捗確認や結果確認を行なうのみで、次の計画(P)につなげようという動きが出てこないのです。

例えば、会社の各部門では次のような状況が良くみられます。

営業部門の会議では、「先月の売上げ目標に対しては、90%の達成率で終わってしまいました。メンバー全員頑張っていますが、新規獲得に苦労しているのが現状です。したがって今月以降、さらに新規訪問強化を打ち出して月間目標の達成に努めます」。 (さらに…)