●また新たな計画(P)が始まるのです。
ここまでくれば、十分に理解されていると思いますが、PDCAは、そのサイクルを回転し続けることこそが重要なのです。
ですから、それぞれのステップにおいて、そのサイクルを回転させることを阻害するような障害を克服する必要があります。
ここまでその説明をしてきたわけです。
つまり、改善は「終わり」ではありません。継続的に改善し続ける動きを「当たり前」のこととして続けることこそが、PDCAサイクルがうまく回転していることになるのです。
ビジネスでは「全く問題がない」などという状況は全くあり得ません。
たとえ目標を達成しているような事案であっても、必ず何らかの問題を抱えていますし、目標を達していない事案や企業は、多くの問題を抱えていることでしょう。
「全く問題がない」といったコメントが出てくるような場合は、そのコメントしている自体が、そもそも問題だと言っても良いくらいです。 (さらに…)