土地=財産とはいえない時代
相続税がかかる人のほとんどが「不動産」、中でも「土地」を所有しています。
かつて土地は財産であり、土地さえ持っていれば財産が増える時代がありましたが、土地神話は崩壊して過去の話です。
かといって、既に土地を持っている人は土地を手放すこともできず、方向転換は用意ではありません。
体力が続く限りは代々の土地を守ってきたのが実情でしょう。
そして、土地の維持のために固定資産税などに現金をどんどんつぎ込んでしまい、さらに土地が財産の大半になっているわけです。
その結果、相続を迎えた時に「土地はあるがお金がなくて納税できない」という問題が発生するのです。 (さらに…)